中野成樹氏、綾門優季氏よりレコメンドを頂きました!

間もなく初日を迎える『麒麟大天覧』。

 

公演に先立ちまして、第九回公演『ラフレシア』にてアフターお茶会にご登壇下さった、

中野成樹 氏(中野成樹+フランケンズ)

綾門優季 氏(青年団)

よりレコメンドを頂きました!

 

第十回公演『麒麟大天覧』の

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本当に失礼な話ですが、白昼夢、えらくドリーミーかつクリーミーな芝居をやっているのではないかと、勝手に想定していました。前回公演で初めて観させていただいたのですが、実際はまったく違いました。美意識を通り越した痛みと決意のある芝居でした。はじめは戸惑いましたが、最後は感動に震えました。通り越してる。新作、楽しみです。<中野成樹>


白昼夢『ラフレシア』では無限に繰り返される悲劇から、主人公たちはあらゆる策を弄しても脱出することが出来ず、やがて元の地獄へと引きずり戻される。物語としてはほとんど何の解決もしていないまま、彼女たちはただ踊る。全力で踊る。生命力を溢れさせて踊る。終始テンションの高い上演であるにも関わらず、戯曲の底流には容易に忘れることの出来ない諦念が漂っている。騙されてはいけない。白昼夢の公演は、ただのおふざけではない。一瞬の祭に留まる時間でもない。笑いながら行われる、世界への反逆ののろしなのだ。<綾門優季>